こんにちは。
れーぜといいます。
世の中にはたくさんの人がいます。その中で生活や仕事をしていくうえで対人関係で悩む方も多くいるかと思います。
そんな悩みや疑問、違和感などへの考え方を教えてくれる本があります。
「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
です。
読もうとした動機
本を読むからには、なにかを期待して読むものかと思いますが、私がこの本を手にして期待したことは
自分が思ったことや、感じたことをもっとうまく表現できるんじゃないかと思いました。
自分の感情を押し込めずにどうやったら表現できるようになるか?などそんな内容が書かれている本だと思っていました。
ところがこの本の内容は、
「対人関係において自分の感情とどう向き合うか」
そんな内容でした。
表紙のサブタイトルにも人間関係ときちんと書いてありました(見てなかった)
特にこころに残った一文
「自分への裏切り」
この本の核心ともいえる一文かと思います。この一文について7つの項目が挙げられていて段階的にどうなっていくかが書かれています。
たとえ本に書かれてなくても、考えただけでも重く受け止めたくなる一文で、「自分を裏切るなんて考えたこともなかった」と気づかされました。
自分の中での変化、得られたもの
この本を最後まで読んで、自分の生活の中で感じたことは
- 無駄にイライラしない。
- 自分の感情を分析するようになった。
- 人との関わりあいの中で、箱を意識するようになった。
その感覚の中で、以前ならイライラしていたシチュエーションでも冷静でいられたり、「今自分は箱に入っているかも?」「相手は箱から出ているかも?」など考えるようになりました。
そういった考えを巡らせたことによって余計な感情に頭を支配されにくくなったように感じます。
さいごに
人間の感情は指標などがなく、とてもあやふやなものであり、自分の感情・相手の感情は分かっているようで、わからないものです。
そこに「箱」という存在を指標とし、自分や相手と向き合うツールにすることで、自分が今どう感じているかが新しい視点で分析できるようになってくると思います。
「人は忘れる生き物だ」とよく聞きます。確かに忘れます。この箱の事もいつかは忘れます。
ですが、この本を読んで、箱の事を意識した経験が自分なりの箱の存在を作り出し、新しい自分の考え方をアップデートしていけると思います。
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