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【一眼レフ】どうする?交換レンズの接触不良!実際に修理(メンテナンス)してみた!

カメラ・写真
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こんにちは。れーぜ(@reis6415)です。

一眼レフ、ミラーレス一眼などの、交換レンズを使っていると「接点エラー」が出て写真が撮れなかった!

なんてことありませんか?

◎愛用のレンズが故障した!
◎エラーが出た!どうしよう?

突然発生するエラー、

焦りますよね!

わたしもレンズの接点が原因でエラーが出たことがあります。

その時に検証し、使ってみて良かったものがありますので、紹介します。

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接点不良ってどんなもの?

まず、接点不良とはどういったものなのかを説明する必要がありますね。

接点不良とは、電気の通り道において端子と端子が接触し、双方の電気信号でお互いを認識しますが、その接点が十分な電気信号を伝えられない状態になった時に、接点不良といった状態になります。

つまり、カメラとレンズの間に電気が正常に通っていない状態ということになります。

接点不良になる原因

ここでは、カメラレンズの接点不良の話で進めていますので、その関連で進めていきます。

まず、カメラレンズの接点ですが、表面の材質は見た感じ金めっきです。

金めっきは性質上導通(電気の通り)はとてもいいですが、金属同士の擦れにはとても弱いです。

レンズをセットする際は、レンズを回転させながらセットしますので、端子と端子がスライドしながら接触します。

スライドしながら接触するということは、「端子同士が擦れる」という現象が起こります。

擦れると金属表面が摩耗してしまい、接触部がフラットな状態にならない(十分な通電ができない)ことになります。

過度にそういった状態になってしまうと、電気信号が十分に行き渡らずにエラーとして認識されてしまいます。

接点不良を改善するならコレ!

接点不良を改善するなら、接点復活剤がオススメ!

いくつか種類があるけど、どんなのがいいの?

悩みますよね!

悩めるあなたにオススメしたいのがこれ!

5-56という潤滑スプレーで有名な呉工業から販売されている商品です。

機械類のメンテナンス用品のラインナップも数えきれないほどあります。

そんなラインナップをそろえられる会社なら、開発技術にも長けているとおもいます。

そんな商品に信頼のある会社ですのでかなり効果が期待できるはず!

また電子部品への使用も可能だと、公式HPで回答しています。

呉工業株式会社
KURE5-56をはじめとした、防錆・潤滑剤のパイオニアブランドとして1960年に創業した呉工業株式会社のオフィシャルWEBサイトです。住まい、暮らしのすべてのシーンで役立つ商品情報をご紹介いたします。

なによりうれしいのがこの商品、

なんと1コインで買えちゃいます(500円ね)!

もう使えないかもしれないと思っていたレンズが1コインで長持ちするなら、かなりお得な買い物ですね!

実際に使ってみた

とはいったものの「1コインの信頼性ってどんなもんよ?」ってなりますよね?

値段が安い=品質に欠ける

そんなイメージもつきものですが、実際に使って改善されたのでご覧ください!

接点復活剤の使い方
  • その1
    まずは使うレンズを紹介

    リサイクルショップで1000円で購入したレンズ「SIGMA 28-80」です。

    1000円だとさすがに接点エラーが出るだろうということで数本買った中から出たのがコレ!

  • その2
    端子部の確認

    端子部を見てみると黒い線が入っています。

    これが「擦れ」で発生した傷になります。

    この部分が溝になり、カメラ側の端子との接触に影響が出て来ます。

  • その3
    レンズ面をマスキング

    レンズ表面にスプレーの入り込みを防ぐためにマスキングをします。

    このとき、レンズ表面にテープが接触しそうなら、乾いたクリーニングペーパーを切って加工してレンズ表面にマスキングテープの糊が付かないようにする必要があります。

    段差や隙間があるようならその隙間にテープがしっかり付くようにつまようじで、擦って隙間をなくします。

  • その4
    準備が整ったらスプレー

    マスキングテープでレンズとの隙間をなくしたら、いよいよスプレーをします。

    量は表面が潤う程度で十分です。

    気を付けなければいけないのは「かけすぎ」です。

    スプレーをかけすぎるとマスキングテープの粘着が失われ、レンズ面への液の染み出しが発生します。

    油成分なのでレンズ面へ付着してしまうと、取り除くのが大変になるので気を付けましょう。

    適量を目指しましょう!

  • その5
    余った分を綿棒で吸い取る

    いくら適量とは言っても表面に液溜まりが出来てしまいます。

    必要なのは端子にきちんと付着していることなので、綿棒でふき取ります。

    このとき擦って取ってしまうと、金属カス等があると傷を伸ばしてしまう可能性があるので、やさしく「トントン」と綿棒を上下させながら吸い取ります。

    端子にしたスプレーが取れてしまう?大丈夫です。金属の細かい溝には綿棒の繊維は入り込めません。

  • その6
    マスキングテープを外して完了

    ここまでやったらマスキングテープを外して終了です。

    無事にエラーも発生せずに撮れた写真がこちらの2-26の写真!

    無事に直りました!

あまりにサクサクシャッターが切れるので感動するほど!

1000円の袋売りレンズだったので心配でしたが、無事に動いて感動しました!

さらに注意点!

最後まで接点不良について解説してきましたが、接点復活剤で直らないケースについて話します。

まず、電気信号についてですが接点経由で信号が行き来するなかで、接点から内側(レンズの中)の配線が断線しているケース。

これは表面にできるスプレーではどうにもならず、メーカー修理という選択をとる必要があります。

何本か袋売りレンズを購入し、試してみましたが直らなかったものもあります。

直るレンズと直らないレンズの違いは、このレンズ内部の断線による違いもあると思います。

そして、レンズの中だけとは限らず、本体側の断線も疑う必要もあります。

ですが、レンズを何本かお持ちなら、レンズを交換して検証し、レンズなのか本体なのかを切り分ける必要があります。

すべてのレンズでエラーが出るならカメラ側に問題があるかも?
特定のレンズでエラーが出るならそのレンズに問題があるかも?

という切り分けの仕方がいいと思います。

さいごにまとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまで書いた内容で重要なことをまとめます。

・金めっきは傷つきやすい
・マスキングテープはしっかり貼る
・スプレーする量は表面が潤う程度に
・1コイン(500円)で買えるからやってみて

以上です。

大事に使っていたのに接点エラー連発でシャッターが切れない。

エラーばかり出て使いにくいから使わなくなったなんて勿体ないです。

せっかく1コイン(500円)で買えるんです、試してみる価値はあると思います。

さいごに、この商品はあくまで修理・メンテナンス用品です。

肝心の端子部を形状から修復するわけではなく、損傷した部分を導通(電気の流れ)性のある材料で埋めるという製品です。

なので、再度発生したらまたメンテナンスをする必要があります。

でも、一度やってみるとやり方を覚えるし、スプレーも手元に残ります。

なにかあってもすぐメンテナンスできるし、この商品は他の電子部品にも使えます。

応用性がありますので、持っておいて損はないものは間違いないです!

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